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パーソナリティ障害/症の要因、原因は発達過程・生育環境の関連が大

目次

パーソナリティ障害/症を引き起こす原因は生物・遺伝的要因と養育環境、社会環境が大きく関わっています。メラニー・クラインとハインツ・コフートから読み取る発達過程・生育環境に焦点を当てて探ります。

脳の要因、DNAさえも変える養育環境を発達過程で探ります

パーソナリティ障害の人はパーソナリティに偏りが強くあります。その要因は遺伝的な気質と器質(脳の機能的障害や発達段階で現れてくる発達障害や生まれながらの身体障害)、非遺伝的な器質(後天的な病気や外傷、栄養不足など)、養育(生育)環境と社会環境のなかで偏りが培われています。 
生まれ持った固有の性質である気質と器質は基礎的な部分であり遺伝的要因です。パーソナリティ障害は生物学的臨床では画像診断の技術進歩により脳の要因が下記のように確認されています。

生理学的要因

  • セロトニン系の機能低下
    反社会・境界性
  • 視床下部ー下垂体ー 副腎系の機能低下
    ストレス反応
  • 偏桃体の機能低下
  • 眼窩前頭皮質の機能低下
    行動・感情制御
  • 偏桃体の過剰反応
    恐怖感・陰性感情
  • 認知機能の障害
    統合失調

ここではパーソナリティに関係が深いとされる発達過程と生育環境である乳児期から幼少期の要因にスポットを当ててみます。

遺伝DNAへの環境の影響

DNA塩基が後天的作用の環境的要因により、置換えや結合によるメチル化がされます。そして、遺伝子の発現制限や遺伝形質変異を生じさせることが常に起きています。このエピジェネティクスは遺伝と環境の要因が関係する遺伝環境相互作用というものです。このことを根底において発達過程を紐解いていきます。

新生児は無力で傷つきやすい状態で母親や周囲と接していきます。そのため、十分な養育環境と愛情を注ぐことが重要です。乳児期に不十分で不安定な接し方では発達の遅れや免疫力低下、精神的(パーソナリティ)の問題が起きやすくなります。今回のテーマである乳児期、幼児期に絞って見てみます。

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愛着/アタッチメント1段階
生後3ヶ月頃
乳幼児は乳首を吸う、匂いをかぐ、後追いをして泣く、母親は母乳を与える、視線を注ぐ、触れる、声がけをするなど、乳幼児は本能的に母親(代理者)を求め、母親も乳幼児の受け入れ求め、双方向的な相互関係の絆を築く。まだ、この段階で顔の認識能力はない。
愛着の発達2段階
3ヶ月~
視覚的に周囲を捉えられ、誰にでも反応するようになり、無差別に生理的天使の微笑をするようになる。
愛着の発達3段階
6カ月~
他者を区別できるようになり、母親と熟知した者へ愛着が集中し、他者には人見知りも起こる。乳児が泣くことで母親が適切に授乳、おむつ交換、抱っこ、あやしなどで満足、安心感を得ることができる。
この満足安心感の繰り返しが、最も重要な発達を促し「信頼」をも獲得している。
愛着/アタッチメント4段階
8カ月~
母親(代理者)が離れると不安や恐怖を抱き、母親にしがみついたり甘えることで不安や恐怖に対処していく。この愛着/アタッチメントが形成されることによって安心感と守られていることを認識し、母親を安全基地として利用しながら範囲を広げた行動をとるようになる。これが大きな成長を遂げる一歩となる。
認知・コミュニケーションの発達
1歳~
自己や対象(玩具などの対象物や遊びなど)二項関係から他者を含めた三項関係に発展する。自己が興味を持ったことに他者からの評価を受けることを欲する。この評価を受ける他者(大人)と合わせる共同注意の行動によってコミュニケーション能力を養う一歩となる。

発達過程・生育環境の原因、要因

発達期における養育者の不在、喪失、身体・性的、言語的虐待、ネグレクトが原因に挙げられます。また、生活環境では虐待や貧困、施設などでの生育が関連しています。この生育環境が引き起こしてしまう反社会性の発展は、小児期または青年期の反抗挑発症で起こる暴力や虚言、窃盗、アルコール、薬物、たばこの乱用、放火、他者の権利侵害、性行為などの素行症に強く関係しています。

メラニー・クラインの関係対象論、妄想分裂・抑うつポジション、躁的防衛

乳児期
部分対象関係論

同じ母親のオッパイでも、お乳がよく出るオッパイは「良いオッパイ」、出ないオッパイは「悪いオッパイ」であると認識します。そこで自分の欲求を満たしてくれる瞬間の満足と、瞬間の不満足を感じていきます。これが母子関係において乳児の信頼を得ることができるか否かで「信頼か不信」を抱くようになります。
乳児は泣くことで援助を求め、母親(代理者)から世話を受けることで欲求が満たされ機嫌良くしています。この時に適切な世話を受けることができれば「信頼・良い」を得、不適切や放置されると「不信感・悪い」を抱くことになります。これを「部分対象関係」と呼びます。

離乳期
全体対象関係論

乳児の欲求を満たしてくれた「信頼・良い」母親(代理者)も、欲求を満たしてくれない「不信・悪い」母親も一人の存在であり、常に満足させてくれるのではないという事を理解できるようになります。
さらに成長すると、信頼の母親も不信の母親も一人であるという事実を受け止められるようになります。このことで乳児は自分の欲求の他に母親の都合や気持ちを感じるようになります。「自分の欲求」も「信頼も不信」も「相手の都合や気持ち」もトータル的に見られるようになります。これを「全体対象関係」と呼びます。

この部分対象関係と全体対象関係における乳児の発達段階への関わり方を「対象関係論」と称します。

部分対象関係の優勢はパーソナリティ障害の特徴が現れやすい
部分対象関係の「妄想分裂ポジション」

乳児が3ヶ月頃までに、母親の授乳、あやしなど自己にとって思い通りにならなければ、その不安さや不快さを相手の非とみなし怒りを爆発させます。その瞬間、瞬間に自己の欲求を満たしてくれない相手には不信を抱き、満たしてくれる相手には信頼を抱きます。事実は母親が一人であるのに対し、欲求を満たす良い相手と満たしてくれない悪い相手が複数人いると錯覚するような分裂(分割)を起こした状態で対象者を感じているのです。
「妄想分裂ポジション」は連続性のない相手とみなすことで二文法的な認知の根源ともなっています。また、自己と他者の区別もあいまいで、自己の要求が思い通りになるのが当たり前とも感じています。さらには自己の思いを他者に「投影」することで、思い通りになる対象者には「過度の理想化」(良いものと捉えるばかりではなく、過度に誇大視する)し、ならないときは不信感を抱き悪い対象と判断してしまいます。
このように、生後3ヶ月の乳児の段階でパーソナリティ障害の特徴である「両極端で単純化した二文法的認知」「自己と他者の区別が認識しにくく問題を混同しやすい」「他者と恒常性のある信頼関係を築きにくい」「プライドと劣等感の同居」「爆発や行動化を起こしやすい」の5つの偏りが現れているのです。

全体対象関係への発達「抑うつポジション」

部分対象関係から全体対象関係が発達する生後4か月頃から6か月頃には、連続性のない母親だと認識していた対象が実は一人の同じ母親だとわかるようになります。要するに自己と他者の区別もできるようになっているという事です。部分対象関係の妄想分裂ポジションの時は、良い対象者と悪い対象(敵)がいると判断して、悪い対象者には怒りを爆発させていたことを反省し、非を認めていきます。
母親は十分に自己の欲求を果たしていながら、時には怒ることがあります。この怒りは自分に原因があるのだと徐々に自覚し始めていきます。
抑うつポジションは罪悪感や反省の根源性を持ち、思いやりや良心が生まれてくるのです。正常に発達するためには最も重要な鍵となります。

抑うつポジションを避ける躁的防衛

罪悪感や反省などの非を認めることは辛い償いをすることになります。そこで抑うつポジションを避けるために、自分を守るために知らないそぶりや責任転嫁、強がり、攻撃的な言動で回避しようとします。この心の防衛が「躁的防衛」となります。このように躁的防衛は抑うつの不安や不快な感情を意識しなくするためにとられる言動ですが、特徴は「優越感(征服感)」「支配感」「軽蔑」の三つの感情です。傷つくことを避けるために優位に立ちたいという万能感、勝利感、爽快感に導くメカニズムです。
躁的防衛は誰しもが生きていく過程で無意識に様々なパターンで表現していますが、習慣化したり過剰になり行き過ぎた防衛は3つの特徴のいずれかを強く出しトラブルを引き起こしてしまいます。

パーソナリティ障害-いかに接しどう克服するか:岡田尊司/PHP研究所より引用作成
クラインの対象関係論における心の動き

ハインツ・コフートの自己心理学「自己愛」

コフートは自己愛性パーソナリティ障害の治療を行うなかで「自己愛」に関する独自の「自己心理学」として理論づけました。その後、自己愛は境界性パーソナリティ障害と回避性パーソナリティ障害にも自己愛障害があることが広まり、さらには反社会パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害にも自己愛の障害がベースにあることを推測しています。このことからもパーソナリティ障害には「自己愛」が欠かせない理論であり、パーソナリティ障害を理解するうえで道標となる案内人だとも考えられています。
しかも、今回のテーマでもあるパーソナリティ障害の原因は「乳児期~幼児期」に大きくかかわっていますので、「自己愛」の一部となりますが、まとめてみたいと思います。

新生児「実質的自己」
母親が新生児を初めて目の前にし、新生児が触れられた瞬間に「仮想的自己」が実質的に始まると見ています。まだ自己を所有していないのですが、母親(養育者)の自己(能力)から吸収し融合していて、自己が形成されているような反応を示すことから、「痕跡的自己」とも呼んでいます。
乳児期「自己-対象」
母親(養育者)が最初の重要な他者「自己-対象」です。「自己」は乳児の心的内容の延長で「対象」は母親です。今後には大きな精神的体験をする対象者が現れてきます。
生後の環境には、母親や生育対象者が共感的(自己愛均衡)体験をさせることで、自己である乳児の心的内容に充実と自信をもたらし、対象者に対しても信頼と喜びを与えます。しかし、共感の不全などで融合が取れないと乳児と不均衡が起きてバランスが崩れていきます。この共感と不全は「自己-対象」で無限に繰り返されることになります。この段階では自己(乳児)の対象(母親)は自己の一部だと感じています。そして、母親から吸収した能力は誇大自己を形成していきます。
乳幼児期「鏡自己-対象」⇒「誇大自己」⇒「野心の極」
幼児が顕示的に映し出す鏡映に母親は適切に反応し、肯定的に共感的に参加することで幼児の自己評価は確固としたものになり、「自体愛」から「自己愛」への発達を支える道を作ることになります。
幼児期は自分が万能でなんでも思い通りになり、特別であると錯覚を起こしていて他者に顕示したいという顕示欲求を持っています。この時期に万能感を両親が程よく満たすことで、「誇大自己」の発達過程「鏡面化」が向上心へと成熟させていきます。そして、「野心の極」が形成され「中核自己」として発達し始めます。
顕示欲求が満たされすぎると誇大自己が強くなり、自己顕示欲の抑制が露出的になります。また、急激に満足が奪われることも自己愛の成長が損なわれ、その段階にとどまってしまい自己愛障害の原因ともなります。
幼児期①「理想化自己-対象」⇒「理想化自己」⇒「理想の極」
母親も父親も自分の願望を満たしてくれたり、時には怖く支配もされている感覚になります。要するに両親は万能で理想の存在で正義の味方です。心の理想像です。理想化された親のイマーゴの自己愛は理想化対象となります。時期を経て両親も不完全であることに気づき始めます。このことが「理想化自己」された親のイマーゴが理想や尊敬に成熟していきます。このような経緯で「野心の極」が形成され「中核的自己」として発達し始めます。
親のイマーゴが過度に理想化されることも、急激に親の醜い欠点を見ることで失望することも、善悪な判断、支配力の加減、尊敬や信頼、共感性の欠如につながり、自己中心的な形成の原因となります。
パーソナリティ障害は親のイマーゴが強すぎる、または弱すぎるの偏りでバランス悪く存在しています。
幼児期②「野心の極」+「理想の極」⇒「中核自己」・「双極的自己」
向上心の誇大自己が成長した「野心の極」と理想化された親のイマーゴが成長した「理想の極」の二つの極が自己の構造を作り上げていきます。この獲得した最初の段階を「中核的自己」と呼びます。中核的自己は自分が独立した中心の自己であるという感覚で、野心と理想で心と身体を統合しています。
2歳〜4歳頃までには中核的誇大から「駆り立てられる」中核的野心に変化し、4歳から6歳頃には「導かれる」中核的理想化を獲得しています。
この野心と理想のバランスがパーソナリティに大きな影響を与えることになります。総合的に発展の失敗は自己愛性、境界性人格の構造に大きな歪みが生じ障害となります。
幼児期③「双子自己-対象」⇒「才能と技能」⇒「変容性内在化」⇒「融和的自己」
4歳から10歳頃には自己と似た「双子(分身)対象」に安心感を抱くようになります。また、友人関係、兄弟など重要な他者の対人スキルを獲得していきます。この「双子自己-対象」は野心と理想との緊張弧(綱引きロープ)の中間領域に対応した対人機能であり、「技能と才能」の執行によりパーソナリティの核を形成しています。
中核自己は「野心」と相対する「理想」とを取り込みながら「技能と才能」の執行で構造を安定させていきます。この構造の安定を「変容性内在化」と呼びます。自己-対象の重要な他者と接することで、様々な機能や技術を吸収して洗練、調和させ「融和的自己」を形成していきます。この形成の発達に伴って構造は複雑化しながら安定していくものです。

親が非共感的であり、幼児が心的外傷や愛情の剝奪を体験することで野心や理想極は未発達のままで断片化してしまいます。
また、図のように野心極と理相極の相互作用と、中間にある才能と技能の能力によって中核自己が形成されていきますが、この心的構造の形成過程の変容内在化のバランスが崩れてしまうとパーソナリティ構造に大きな歪みが生じてしまいます。そして融和的自己の発達が障害を受けることになります。

コフートは「健全で正常な自己愛」を提唱していました。自己愛は鏡映のように自己に映し返してくれる対象、自己-対象で心を支えてくれる他者です。最初に挙げられる対象は母親の存在とも言えると思います。母親は自己に対し他者ですが、自己の延長のようなものでもあるのです。乳児、幼児期には多くの欲求を満たしてくれて、笑顔で褒めてもくれていたはずです。しかし、成長するにつれて母親が必ずも傍にいてくれる訳ではありません。それでも母親の存在が心の中にあるからこそ、心のつながりや見守りを感じています。この自己愛の発達が損なわれると、自己-対象が未熟な段階に留まってしまい、大人になっていたとしても母親以外の他者に顕示的な誇大自己になります。自分の自己愛を支えるために社会的な他者や恋人、配偶者、子供にまで求めてしまいます。これがチェーンのように自分の子供の自己愛まで妨げてしまうことになります。アルコールやドラックなどの代用品を対象のようにする場合もあります。また、誇大自己や万能感が傷つけられると、激しい怒りで攻撃的になります。これが自分自身に向くと自傷まで発展します。いかに自己愛が大切なのかがわかります。
コフートは自己愛の未熟な発達の説明を幼児の外傷的なことよりも、親の死、離婚、不在、病気などの影響も大きいとも言っています。

今までに乳児、幼児期のパーソナリティ障害の要因、原因を挙げてきましたが、M.マラーの乳児期発達理論やD.W.ウィニコットの対象関係論など多くの精神学者がこの時期の精神的影響が障害に要因していると提唱しています。

社会的環境の影響と要因

パーソナリティ障害、特に境界性パーソナリティ障害が増えています。前項の遺伝的素質や養育環境要因に重点を置くことだけでは説明がつかなくなっています。そこで、いくつか社会的環境の影響や要因を挙げてみます。

核家族化
核家族が進み祖父母も同居せず兄弟の数も減ってきています。かつての大家族で立場の違う人に気を使うとか我慢するシチュエーションも少なくなりました。また、以前の大家族と比較すると現在は親の影響が強くなります。しかし、親は完璧ではなく、どこかの偏りや欠点を持っているのが普通です。その影響を直接受けるようにもなっています。さらに両親の離婚率は3組に1組という状況の中で、再婚なども増えているのは確かなことです。離婚後の片親も再婚も子供にとって悲しく苦痛の場面が多くなります。このことからも親のパーソナリティ、家庭という影響をまともに被るようになっています。
最近は父親の厳格さがなくなり厳しさはありません。母親も友達のようになり、声を張り上げて緊張感のある眼差しの教えもしなくなりました。愛情の表現も大きく変化しています。
・愛情が不足した場合は誇大な万能感を想像するようになります。
欲求が満たされる環境
核家族で子供の数が少なく、子供に手をかけられる家庭では子供の欲求は何でも満たされるようになっていて、とても手厚く過保護な環境でもあるという事になります。また、共働きや親が忙しい場合は物を与えることで子供の要求に応えているというケースです。
・親が過保護で支配的であれば、期待に応えるための優等生や良い子になりきります。
便利な時代背景
エアコンやテレビ、パソコン、スマホ、ゲームなどすべてがそろっている家庭がほとんどで、快適な環境が当たり前になっています。暑ければエアコン、時間があればゲーム、問題があれば親にリアルタイムで電話ができます。心配を促す手段としてメールを利用するなどですべてが簡単に解決できるようになりました。自分の欲求が思いのままに満たされ、操作可能な環境は十分な体験を得ることもなく自我を成熟させることなく育ちます。
・未熟な自我と万能感をもったまま大人になります。
社会(世界)の成長
学生時代の先生の厳格さも怖さも、先輩、後輩の格差の壁も薄くなりました。先生にも対等に物事を話すのが当たり前となり、部活動での厳しさも少なくなっています。同じように社会では先輩も後輩に気を配るようになり、様々なハラスメントが表面化することで社会環境は成長しています。ただ一方で人間関係が希薄になり、精神面の免疫力が低下していてメンタルケアが必要となっていることも否めません。
パーソナリティに影響する生理学的内容・発達過程・生育環境

三つ子の魂百まで!
母親の包み込む優しさ、父親の威厳と尊敬する背中を見て、友達を探し求めて育つ
・考える力が不十分の頃の初体験は、こころに大きな影響を与えます。これは、意識が未発達であるがゆえに潜在意識に直接刻まれます。よって、幼児体験が、パーソナリティ形成にとって極めて重要な役割を担っています。

参考図書
自己の修復ハインツ.コフート(著)本条秀次、笠原嘉(監訳・翻訳)/みすず書房

自己愛と依存の精神分析:和田秀樹/PHP研究所

自己心理学入門 コフート理論の実践:アーネスト.S.ウルフ、安村直己、角田豊/金剛出版

パーソナリティ障害がわかる本:岡田尊司/法研

パーソナリティ障害:岡田尊司/PHP研究所

メラニー・クライントゥデイ:スビリウスE.B(著):松木邦裕(監訳)/岩崎学術出版社

精神分析辞典:小此木啓吾他/岩崎学術出版社

パーソナリティ障害:林直樹(監修)/法研

標準精神医学第8版:尾崎紀夫・三村將・水野雅文・村井俊哉/医学書院
DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル:高橋三郎、大野裕(監訳)/医学書院

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