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認知行動療法とは?ストレス・自動思考・コーピングと耐性チェック

目次

ストレス耐性のチェック

ストレス、うつ病などの認知行動療法ワークはセラピーによるアドバイスが効果的であるため、治療用ワークブックは3時間無料カウンセリング希望者のみに無料で配布していますので、web上での心理テストや診断・評価・認知行動療法ワークの詳しい内容は省略させていただいている部分があります。
よって、webでは次のようにテスト・診断・評価・療法ワークの一部分や項目だけを掲載しています。

https://wasedamental.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/cbt-08-yugami.pdf

認知行動療法が自分でできるワークブック/早稲田メンタルクリニックより抜粋

  • 各質問で当てはまるレベル1~4を選びます。②20問の数値を合計してください。
  • 各項目について思いついたことを記入します。

質問項目・数値
めったにないたまにしばしばいつも
①冷静な判断ができる
②陽気である
③自分の考えを表現する

質問項目・数値
めったにないたまに しばしば いつも
⑱家庭不和
⑲仕事がきつい
⑳趣味を持っている
合計点数    合計小計小計小計小計

・チェックの合計点数は20~80点となります。50点以上だとストレス耐性が高く、40点以下だと耐性が低いと言えます。

20~40点ストレス耐性が低いため、気持ちの変化や体調を崩しやすい
40~50点ストレス耐性は一般的
50~80点ストレス耐性は強くストレスに負けない

簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)

簡易抑うつ症状尺度は、うつ病の重症度を評価できまます。

1.寝つき(当てはまる項目の点数を〇で囲んでください)
0点問題ない(または、寝付くのに30分以上かかったことは一度もない)
1点寝付くのに30分以上かかったこともあるが、1週間の半分以下である
2点寝付くのに30分以上かかったことが、週の半分以上ある
3点寝付くのに60分以上かかったことが、(1週間の)半分以上ある
16.落ち着かない(当てはまる項目の点数を〇で囲んでください)
0点落ち着かない気持ちはない
1点しばしばそわそわしていて、手をもんだり、座り直したりせずにはいられない
2点動き回りたい衝動があって、かなり落ち着かない
3点ときどき、座っていられなくて歩き回らずにはいられないことがある

採点方法
1~4項目、6~9項目、15、16項目は、最も点数が高いものを1つだけ選んで点数化し、それ以外の項目5、10、11、12、13、14項目は、それぞれの点数を書き出します。合計点数(0点から27点)で評価します。

簡易抑うつ症状尺度
心の健康/厚労省:QIDS解説より抜粋

https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/02.pdf

0~5点正常
6~10点軽度
10~15点中等度
16~20点重度
21~27点最重度

コーピングレパートリーを作る

ストレスを和らげるコーピングには、「行動コーピング」と、「認知コーピング」があります。行動コーピングは、好きなものやリラックスすることなどを実際に行うことであり、認知コーピングは頭の中で考え方や受け取り方を変えてみるようなことです。やりやすいことから始めて自分に効果のあるものまで探していく誰にもできることですが、レパートリーを増やすことでストレスを優しく包むことができるようになるのが狙いです。

コーピングレパートリーは心理的危機対応プラン「PCOP]で例を上げています。

参考web 

・厚生労働省 心の健康
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/01.pdf

・厚生労働省 心の耳

https://kokoro.mhlw.go.jp/

参考書籍

・伊藤絵美:認知療法・認知行動療法カウンセリング 初級ワークショップ/星和書店

・認知行動療法を始める人のために:デボラ・ロス・レドリー、ブライアン・P・マルクス、リチャード・G・ハイムバーグ、井上和臣・黒沢麻美訳/星和書店

・自我と防衛;Aフロイト著、外林大作訳

・伊藤絵美の認知行動療法入門講義上・下/公益法人矯正協会

・精神療法の基本 支持から認知行動療法まで:堀越勝・野村敏明/医学書院

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