3時間無料カップル・夫婦カウンセリングは感情や問題点を整理し、自己理解と相互理解を深めることで関係見直しの考える基盤となる。
カップルカウンセリングは、恋愛関係や結婚生活における問題を改善し、より良い関係を築くための心理的支援を行うカウンセリングです。カップルのどちらか一方に問題があると考えるのではなく、二人の関係性そのものを見直し、理解を深めることを目的としています。
カップルカウンセリングは、関係の問題を解決し、より良いパートナーシップを築くための重要なサポートです。そのため、1回だけのセッションですべてを解決するのは難しく、問題の根本的な理解や新しい行動の定着には継続的なセッションが必要になります。
カウンセリングの回数が増えるのは、 ①問題の複雑さ、②新しいスキルの定着、③感情の変化のプロセス、④再発防止 などの要因があるためです。
しかし、最近は一回のカウンセリングで済ませたいというクライエントの要望がとても多くなってきています。そこで、当メンタル研究室では無料で行える時間内の3時間程度で完結するカップルカウンセリングの方法として、「インテンシブ・カップルセッション」を採用することで1回の無料カウンセリングで完結させることを目標としています。このセッションは、短時間で深い介入を行い、関係の理解・修復・決断を促す方法です。
「インテンシブ・カップルセッション」ではカップルの関係における問題の本質や背景に焦点を当てます。また、パートナーへのネガティブな面とポジティブな面へのセルフチェックをすることで、双方がパートナー関係で何を感じているのか、どんなニーズが満たされていないのかを明確化することができます。そのことが契機となり、パートナーそれぞれが自分たちの感情や問題点を整理し、自己理解と相互理解を深めることで関係を見直すべきかを考える基盤にもなります。これが3時間無料カップルカウンセリングの大きな成果となります。
カップルカウンセリングの主な効果
- コミュニケーションの改善
- 相手の気持ちや考えを理解しやすくなる。
- 感情的な対立を減らし、冷静に話し合う力を高める。
- 信頼関係の回復・強化
- 過去の出来事(浮気・裏切り・誤解など)に向き合い、再構築の方法を学ぶ。
- 信頼を築くための具体的な行動指針を決める。
- 問題解決能力の向上
- 二人の間にある問題の本質を特定し、適切な対処法を見つける。
- 再発防止のための習慣づくりをする。
- お互いの価値観や期待の理解
- 「パートナーが何を大切にしているのか」を知り、認め合う。
- 期待のミスマッチを減らし、お互いにとって納得できる関係を築く。
- 関係の方向性を明確にする
- 「この関係を続けるか、別れるか」を冷静に検討できる。
- 未来のビジョンを共有し、合意形成を進める。
カウンセリングの回数が多くなる理由
一般的にカップルカウンセリングは1回で完結するものではなく、継続的なプロセスが必要になります。その理由として次のような点が挙げられます。
- 問題の複雑さ
- カップルの問題は長期的に積み重なっている
一度のセッションで解決するのは難しい。 - 表面的な問題の奥に隠れた要因がある
例えば「浮気が原因」と思っていたが、実は「日常のコミュニケーション不足」や「愛情の表現のズレ」が本質的な問題だったということもある。 - パートナーの前では言えないこともあるため、個人カウンセリングが必要である。
- カップルの問題は長期的に積み重なっている
- 新しいスキルの定着が必要
- カウンセリングでは「新しいコミュニケーションの方法」や「信頼を築く行動」などを学ぶが、1回で実践できるとは限らない。
- 日常生活で実践し、効果を検証しながら調整する必要がある。
- 感情的な変化には時間がかかる
- 怒り・悲しみ・不安などの感情が整理されるのには時間がかかる。
- 「理解できた=受け入れられた」ではなく、感情の変化には段階的なサポートが必要。
- 個人の自己認識、認知のバイアス、不適応的スキーマなどが影響しているケースもあるため、精神的評価など個人のカウンセリングが必要である。
- 再発防止のため
- 問題が一時的に解決したように見えても、また同じパターンに戻ることがある。
- 継続的にフォローアップを行うことで、長期的な変化を確実なものにする。
このページを含め、心理的な知識の情報発信と疑問をテーマに作成しています。メンタルルームでは、カップルカウンセリングの他、「生きづらさ」のカウンセリングや話し相手、愚痴聴きなどから精神疾患までメンタルの悩みや心理のご相談を対面にて3時間無料で行っています。

実際のクライエントからの相談
私は東京在住の35歳の男性です。彼女は取引先の受付をしていて、飲食店で偶然に出会ったことがきっかけとなりお付き合いをすることになりました。交際期間は3年ですので、結婚も視野に入れて将来のことも考えていました。ところが、数カ月前に社内の女性とデートを匂わせる内容のメールを彼女に見られてしまいました。ただし、相手とは交際もデートもしていませんし、浮気もしていません。
現在は一緒に暮らしていますが、二人の間は以前よりもテンションが低い状態です。そのことと関係はないのですが、彼女が北海道の実家の都合で来月に帰省することになりました。彼女は帰省もするのでちょうどよい機会であり、冷却期間だと思ってくださいと言っています。彼女のその言葉の背景には別れるという意味も含まれていると思います。しかし、私は彼女のことがとても好きで、絶対に別れられません。帰省も迫っているので、カウンセリングは1回だけしか受けられません。
今回のカップルカウンセリングに最低限の希望があります。彼女は帰省してしまうので、お付き合いをしていたことに対しても好印象を残したいし、評価の高い思いが残るようにして欲しいと願っています。
1回3時間カップルカウンセリングの具体的ステップ
インテンシブ・カップルセッションは次のようなことが適しています。
- 限られた時間で重要なポイントを押さえる
- 関係の良い面も悪い面も整理し、短時間で意思決定をサポートする。
- 感情を適切に表現し、整理する時間を確保
- 互いに納得感を持たせることで、感情のこじれを防ぐ。
- 未来に向けた現実的な選択肢を提供
- 「関係を継続する場合」「一度距離を置く場合」「別れる場合」のいずれにも対応できる。
- カウンセリングの目的を共有(なぜ来たのか、各自の期待)
- ルールの設定(お互いの話を遮らず聞く、否定せず受け止めるなど)
- カップルの現状を把握(簡単な関係履歴、現在の課題)
- カップルセルフチェック2種類(カップル問題の評価と好意的な感情評価)
- ポジティブな思い出を再確認
- 初めて出会ったときの印象
- 付き合い始めたきっかけ、最も幸せだった瞬間
- 問題の振り返り
- どのように関係が変化したか(浮気疑惑、信頼の揺らぎ)
- それぞれが感じている本当の問題とは何か(単なる誤解なのか、根本的な価値観の違いなのか)
- 「アイ・メッセージ」で伝える
- 例:「あなたが〇〇したから」ではなく、「私は〇〇と感じた」
- 本当の気持ちを探る
- 彼女は帰省を「冷却期間」と言ったが、これは別れを意味しているのか?
- 彼女の立場からすると、どのような感情があるのか?
- 彼が絶対に別れたくないのは「彼女が好きだから」なのか、「別れることが怖いから」なのか?
- 「どんな関係を築きたいのか?」を明確にする
- 遠距離になっても続ける覚悟があるか?
- 信頼関係をどう修復するか?
- 現実的な選択肢を整理
- 遠距離恋愛を前提とした継続
- 一度距離を置き、互いに考える時間を持つ
- 友好的な別れ
- 具体的な行動計画の作成
- 例えば、「週1回オンラインで話す」「東京と北海道を訪れる計画を立てる」など
- 今日のカウンセリングのまとめ
- 互いの理解が深まったことを確認
- 最終的な決断はまだ先でよいと伝える(焦らせない)
- ポジティブな印象で終える
- 「今回の経験が互いの成長につながる」と認識させる
- アフターケアの提案
- 一人で整理する時間を持つように伝える
- 必要であれば個人カウンセリングを検討

カップル用セルフチェック2種類で気持ちの整理
相手の尊敬できる部分・好きな部分を再確認するチェックリスト
本チェックリストは、パートナーへの好意的な感情(尊敬・好意・感謝)を振り返り、関係のポジティブな側面に焦点を当てるためのものです。
- このチェックリストを定期的に実施し、パートナーへの気持ちの変化を確認する。
- カップルで一緒に取り組み、お互いの尊敬や好意のポイントを伝え合う機会を作る。
- 結果が低めだった場合は、カウンセリングで関係改善の方法を話し合う。
このチェックを通じて、「なぜこの人と一緒にいるのか?」を改めて思い出し、より良い関係を築くきっかけになればと思います。
次の40の質問に「はい(3点)」「どちらかといえばそう思う(2点)」「どちらかといえばそう思わない(1点)」「いいえ(0点)」で回答してください。
№ | 相手の尊敬・好きな部分を再確認する40問チェックリスト |
---|---|
パートナーの尊敬できる部分(10問) | |
1. | パートナーの考え方や価値観に共感できる部分がある。 |
2. | パートナーの努力や頑張る姿勢を尊敬している。 |
3. | パートナーが何かに真剣に取り組んでいる姿を見ると、誇らしく思う。 |
4. | パートナーの優しさや思いやりのある行動を尊敬している。 |
5. | パートナーの仕事や社会での役割を認めている。 |
6. | パートナーの知識やスキルをすごいと感じることがある。 |
7. | パートナーの決断力やリーダーシップを尊敬している。 |
8. | パートナーの誠実さや信頼できる部分に感謝している。 |
9. | パートナーの困難に立ち向かう姿を尊敬している。 |
10. | パートナーのユーモアや人を和ませる能力を尊敬している。 |
パートナーの好きな部分(10問) | |
11. | パートナーの笑顔が好きだと感じることがある。 |
12. | パートナーと一緒にいると安心感を覚える。 |
13. | パートナーの話し方や声に親しみを感じる。 |
14. | パートナーの仕草や態度が魅力的だと感じることがある。 |
15. | パートナーと過ごす時間が楽しいと感じる。 |
16. | パートナーのリアクションや返事に温かみを感じる。 |
17. | パートナーの服装やセンスが自分好みだと思うことがある。 |
18. | パートナーと手をつないだり、スキンシップを取ると落ち着く。 |
19. | パートナーの存在が自分にとって特別だと感じることがある。 |
20. | 「この人と一緒にいられてよかった」と思うことがある。 |
パートナーへの感謝の気持ち(10問) | |
21. | パートナーが自分のために何かしてくれたとき、素直に感謝できる。 |
22. | パートナーが自分の意見を尊重してくれていると感じる。 |
23. | パートナーが自分を支えてくれていることに気づくことがある。 |
24. | パートナーが気遣ってくれたときに、温かい気持ちになる。 |
25. | パートナーの存在自体に感謝したいと思うことがある |
26. | パートナーと一緒にいることで自分が成長できたと感じることがある。 |
27. | パートナーとの思い出を振り返ると、幸せな気持ちになることがある。 |
28. | パートナーに感謝の言葉を伝えたくなることがある。 |
29. | 過去に喧嘩したことがあっても、パートナーの良い部分を思い出せる。 |
30. | パートナーに「ありがとう」と伝えることができる。 |
パートナーとの未来への期待(10問) | |
31. | これからもパートナーと一緒にいたいと感じる。 |
32. | パートナーと将来について前向きに考えられる。 |
33. | パートナーと新しいことにチャレンジするのが楽しみだ。 |
34. | パートナーと一緒にいることで、これからの人生がより充実すると感じる。 |
35. | パートナーと旅行や新しい体験をしたいと思うことがある。 |
36. | パートナーと日々の小さな幸せを分かち合えると感じる。 |
37. | パートナーとの関係をより良くするために努力したいと思うことがある。 |
38. | パートナーと一緒に成長していきたいと感じる。 |
39. | パートナーとお互いに尊重し合える関係を築きたいと思う。 |
40. | 「これからもこの人と一緒にいたい」と思うことがある。 |
評価
- 合計点を計算してください。
合計点(最高120点)を算出し、以下の基準に当てはめてください。
合計点 | 評価内容 |
---|---|
0-47点 | 関係の再評価が必要 あなたは現在、パートナーに対するポジティブな感情を見失いかけている可能性があります。 関係を改善するために、カウンセリングを活用し、互いの価値を再確認することが大切です。 |
48-71点 | 見直しが必要な関係 パートナーの良い部分は認識できているものの、ネガティブな感情に引っ張られることが多いかもしれません。 もう一度、パートナーの長所に意識を向け、感謝を伝える機会を増やしてみましょう。 |
72-95点 | 良好な関係 パートナーに対して多くの尊敬や好意を持っていますが、一部で課題を感じることがあるかもしれません。 日々のコミュニケーションを見直し、ポジティブな側面に目を向けることで、さらに関係が良くなるでしょう。 |
96-120点 | 非常にポジティブな関係 あなたはパートナーに対して強い尊敬や好意を持ち、感謝の気持ちも大切にしています。 これからも関係を深めていくために、さらに積極的にお互いの良い部分を伝えていきましょう。 |
カップルセラピーの問題認識の評価・セルフチェックリスト
カップルセラピーの自己評価・セルフチェックリストです。このリストは、カップル間のコミュニケーションの不足や問題、葛藤、信頼の欠如、感情的な断絶、パターンの認識などに基づいて構成されています。この評価は自己認識の一助となり、より良い関係を築くための参考にしてください。
次の質問に対して、1 = 全く当てはまらない2 = あまり当てはまらない、3 = どちらとも言えない、4 = ある程度当てはまる、5 = 非常に当てはまる、を番号で回答してください。
№ | カップルの問題認識の評価・セルフチェックリスト50問 |
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コミュニケーションの不足または問題 | |
1. | パートナーと意思疎通がうまく取れないと感じることがありますか? |
2. | パートナーとの会話が一方的になりがちですか? |
3. | パートナーと話すときに誤解が生じやすいですか? |
4. | パートナーとのコミュニケーションが頻繁に途絶えがちですか? |
5. | パートナーとの意見の違いを解決するのが難しいと感じますか? |
6. | パートナーに自分の感情を正確に伝えるのが難しいと感じますか? |
7. | パートナーの言葉や行動に対して頻繁に不満を感じますか? |
8. | パートナーとの会話が短く、形式的になりがちですか? |
9. | パートナーと話すときに緊張感があると感じますか? |
10. | パートナーとの意思疎通が不足していると感じることが多いですか? |
葛藤 | |
11. | パートナーとの喧嘩が頻繁に起こりますか? |
12. | パートナーとの意見の不一致が長引くことが多いですか? |
13. | パートナーとの関係でストレスを感じることがありますか? |
14. | パートナーとの葛藤が原因で日常生活に支障をきたすことがありますか? |
15. | パートナーとの争いがエスカレートすることがありますか? |
16. | パートナーとの葛藤が原因で心身の健康に悪影響が出ることがありますか? |
17. | パートナーとの争いを避けるために我慢することが多いですか? |
18. | パートナーとの意見の違いを解決する方法が見つからないと感じますか? |
19. | パートナーとの関係で不安を感じることがありますか? |
20. | パートナーとの葛藤が原因で他の人間関係にも影響が出ることがありますか? |
信頼の欠如 | |
21. | パートナーを信頼できないと感じることがありますか? |
22. | パートナーの言葉や行動に疑念を抱くことが多いですか? |
23. | パートナーが秘密を持っていると感じることがありますか? |
24. | パートナーが誠実でないと感じることがありますか? |
25. | パートナーの行動に対して疑いを持つことが多いですか? |
26. | パートナーとの関係において不信感が強いと感じますか? |
27. | パートナーが自分を裏切るかもしれないと感じることがありますか? |
28. | パートナーが他の人と親しくすることに嫉妬を感じることがありますか? |
29. | パートナーの過去の行動が原因で信頼できないと感じることがありますか? |
30. | パートナーとの未来に対して不安を感じることがありますか? |
感情的な断絶 | |
31. | パートナーとの感情的なつながりが希薄だと感じますか? |
32. | パートナーに対して愛情が薄れていると感じることがありますか? |
33. | パートナーとの関係で孤独を感じることがありますか? |
34. | パートナーとの感情の共有が少ないと感じますか? |
35. | パートナーに対して感情を抑え込むことが多いですか? |
36. | パートナーが自分の感情を理解してくれないと感じますか? |
37. | パートナーに対して感情的に遠く感じることがありますか? |
38. | パートナーとの関係で喜びや満足感が少ないと感じますか? |
39. | パートナーに対して冷たい態度を取ることがありますか? |
40. | パートナーとの感情の疎通が難しいと感じることがありますか? |
パターンの認識 | |
41. | パートナーとの関係で同じ問題が繰り返されると感じますか? |
42. | パートナーとの関係で不健全なパターンがあると感じますか? |
43. | パートナーとの関係で改善が見られないと感じますか? |
44. | パートナーとの関係で問題がループしていると感じますか? |
45. | パートナーとの関係でネガティブなパターンに気づいていますか? |
46. | パートナーとの関係で過去の問題が解決されないまま続いていると感じますか? |
47. | パートナーとの関係で成長が見られないと感じますか? |
48. | パートナーとの関係で同じ失敗を繰り返していると感じますか? |
49. | パートナーとの関係でネガティブな習慣があると感じますか? |
50. | パートナーとの関係で良好な変化が少ないと感じますか? |
評価基準
- 各質問に対するスコアを合計し、次の基準で評価します。
合計点 | 評価内容 |
---|---|
50-100点 | 問題が少ない |
101-150点 | 多少の問題が見られる |
151-200点 | 明確な問題が見られる |
201-250点 | 強い問題が見られる |

インテンシブ・カップルセッションの具体例
導入の目的は、カウンセリングの場を安全で受容的なものとし、カップル双方が安心して本音を話せるようにすることです。特に今回のケースでは、男性は「絶対に別れたくない」、女性は「冷却期間」と言っているものの、実質的に別れを考えている可能性があります。このような温度差がある場合、カウンセリングの最初に信頼関係を築き、感情的にならずに話し合える雰囲気を作ることが重要です。
なお、セルフチェックは、パートナーへの好意的な感情(尊敬・好意・感謝)を振り返り、関係のポジティブな側面に焦点を当てるためのものとカップル間のコミュニケーションの不足や問題、葛藤、信頼の欠如、感情的な断絶、パターンの認識などに基づいて構成されたチェックと2種類になります。この2種類のセルフチェックの評価は自己の気持ちを再確認することができ、カウンセリングもスムーズに進むようになります。また、セラピストの判断によりますが、カウンセリングのステップの中でパートナー間のセルフチェックの交換も可能です。
導入フェーズの目的
- お互いの意見を尊重しながら整理し、話し合いの土台を作る
- 感情的な衝突を防ぎ、冷静に問題を話せる雰囲気を整える
- カップルの歴史と現状を把握し、問題の焦点を明確にする
- カウンセラー:「こんにちは。今日はお二人の関係についてお話をする時間を設けました。私は〇〇です。お二人が納得できる形で、今の関係について整理し、より良い選択ができるようお手伝いしたいと思います。」
- カウンセラー:「今回のカウンセリングは1回限りのセッションになりますので、できるだけ有意義な時間にしたいと考えています。そのため、お互いの気持ちや考えを率直に話していただけると助かります。」
- カウンセラー:「今日の目的として、まずはお二人の関係を振り返り、現在の問題を整理し、今後どうしたいのかを考えていきます。その上で、お二人にとって納得できる形を見つけることが目標です。」
- カウンセラー:「そのために、私の役割は裁判官ではなく、お二人の気持ちを整理し、より深く理解し合えるようサポートすることです。」
カップルカウンセリングでは、お互いの意見が対立しやすく、感情的になりがちです。そのため、最初にルールを明確にし、安心して話せる環境を作ります。
- カウンセラー:「お二人にお願いしたいことがいくつかあります。お互いに話をしている間は、途中で遮らずに最後まで聞くことを意識してください。また、批判や責めるような言葉ではなく、自分がどう感じたのかを話すようにしましょう。」
カップルカウンセリングでは、お互いに目的がズレていることが多いため、まずは各自の期待を整理します。
- カウンセラー:「まず、今回カウンセリングを受けようと思った理由を簡単に教えてください。」
ここでは、関係の良かった時期と問題が起こり始めた時期を整理し、二人の関係の流れを明確にします。
- カウンセラー:「では、今までのお二人の関係について少し振り返ってみましょう。最初に出会ったときの印象はどうでしたか?」
このステップでは、カップルの関係を客観的に振り返り、良かった時期と問題が起こり始めた時期を明確にします。これにより、二人がどのような関係性を築いてきたのかを理解し、現在の課題を整理します。
関係の振り返りの目的
- 二人の関係の良い部分と、変化が起きたタイミングを明確にする
- 誤解やすれ違いの原因を整理し、コミュニケーションのズレを認識する
- お互いの価値観の違いを理解し、問題の根本にある感情を明らかにする
カウンセリングでは、問題だけに焦点を当てるのではなく、良かった時期を振り返ることで、二人がなぜ付き合い始めたのか、関係の中にどのような価値があったのかを思い出してもらうことが重要です。
- カウンセラー:
- 「まずは、これまでのお二人の関係の中で、特に良かったと感じる時期について話してみましょう。お互いにとって楽しかったり、安心できたりした時期はありましたか?」
次に、関係の変化が起こったポイントを特定し、どのような要因が影響を与えたのかを整理します。
- カウンセラー:
- 「では、お二人の関係が変わり始めたのはいつ頃で、どんな出来事がきっかけだったのでしょうか?」
関係の変化に伴い、どのようなコミュニケーションのズレが生じたのかを明らかにします。
- カウンセラー:
- 「お二人の話を聞いていると、お互いに誤解やすれ違いが積み重なってしまった印象を受けます。例えば、〇〇さん(男性)は誤解を解きたいと思っていたけれど、〇〇さん(女性)は不信感を抱えたまま心が離れていったという流れがありますね。」
最後に、お互いの価値観や関係への期待がどのように違っているのかを整理します。
- カウンセラー:
- 「ここで少し視点を変えて、お二人が恋人関係に対してどんな価値観を持っているのか考えてみましょう。例えば、〇〇さん(女性)は恋人には誠実でいてほしいという気持ちが強いと感じますが、どうでしょう?」
このセッションの目的は、カップルがお互いの立場や価値観を踏まえた上で、今後どのような方向性が最も双方にとって望ましいのかを具体的に検討することです。ここでは、感情の整理が進んだ状態で、現実的な選択肢を議論し、もし修復を目指す場合の具体的な行動計画も立てます。以下は、カウンセラー(セラピスト)とクライエント(カップル)の具体的な例を交えたセッションの流れです。
- 現状の希望と将来の方向性を双方から明確にする
- 複数の選択肢(関係継続、冷却期間、友好的な別れ)の中から、お互いが受け入れやすい中間案を検討
- 具体的な行動計画(冷却期間中の連絡方法、対話の再開計画、信頼再構築のルール)を策定する
カウンセラー:
「これまでの振り返りで、お互いの良い思い出や、変化のきっかけ、そして感情のズレについてお話ししていただきました。ここで改めて、今後お二人がどのような関係を望んでいるか、率直にお伺いします。まず、〇〇さん(男性)、今後についてどのような希望がありますか?」
カウンセラーは、両者の意見を踏まえて、いくつかの具体的な選択肢を提示します。例としては、「関係を継続する」、「一度距離を置く(冷却期間を設ける)」、「友好的な別れを検討する」などが考えられます。
次に、双方の合意を得られる場合は、具体的な行動計画を立てることで、未来へのステップを明確にします。
カウンセラー:
「ここでは、例えば『一定期間の冷却期間を設けた後に、オンラインでの定期的な対話の機会を持つ』という計画を具体化してみましょう。〇〇さん(男性)、具体的にはどのようなコミュニケーション方法や頻度が理想的だと考えますか?」
セッションの最後には、話し合われた選択肢と行動計画を整理し、双方が納得した上で次のステップに進む意志を確認します。
カウンセラー:
「今日の話し合いで、冷却期間を設けた後にオンラインでの定期的な対話を行うという計画が浮かび上がりましたね。これにより、すぐに関係を続けるプレッシャーは軽減され、双方が自分自身と向き合う時間を持てると感じられるかと思います。お二人とも、この方向性で進めることに合意できますか?」
ステップ3で選択肢を検討した後、カップルが「どのような未来を目指すのか」を具体的に考え、合意を形成するフェーズです。
カウンセラー(セラピスト)は、カップルが希望や価値観を共有しながら、現実的な未来の可能性を探るサポートをします。
- カウンセラーは、希望や価値観に基づき未来を具体的にイメージさせる。
- 選択肢を広げ、現実的な未来のシナリオを検討する。
- 具体的な行動計画を立て、試験的な取り組みを設計する。
- カップルの主体性を尊重しながら、実践と振り返りのサイクルを作る。
カウンセラーの役割:
- セッションで検討した関係の選択肢について振り返る。
- 「話し合った選択肢について、お二人の気持ちはどうですか?」と確認する。
- 現時点での各自の希望や不安を言語化するよう促す。
カウンセラーの役割:
- 未来の可能性について、具体的に想像できるような質問を投げかける。
- 否定的な思考ではなく「可能性」に焦点を当てるよう導く。
- それぞれの価値観・目標・人生の優先順位を明確にする。
カウンセラーの問いかけ例:
- 「もし関係を修復できたとして、1年後にはどんな関係を築いていたいですか?」そのためにステップとしてできることはありますか?
- 「どんな条件が揃えば、お互いが安心して一緒に過ごせると思いますか?」
- 「別々の道を選んだ場合、それぞれの人生はどのように変わるでしょうか?」
カウンセラーの役割:
- カップルが現実的に取り組める行動計画を立てるサポートをする。
- お互いの期待や役割分担を明確にする。
- 必要に応じて「試験的な期間」を設ける提案をする。
目標 | 具体的な行動 | 期間 |
信頼を回復する | 毎週1回、感情を整理して話し合う時間を持つ | 3ヶ月後から継続 |
コミュニケーションを改善する | 感謝を伝える習慣を作る(1日1回ポジティブなことを伝える) | 1日目から継続 |
再び親密な関係を築く | 3カ月に1回、二人で楽しめる活動をする(デート、趣味など) | 1年後 |
カウンセラーの問いかけ例:
- 「この行動プランについて、どちらかにとって負担が大きすぎる点はありませんか?」
- 「このプランを試す期間をどのくらいに設定しますか?」
- 「進捗を確認するための方法はありますか?」
カウンセラーの役割:
- 未来の可能性に向けた合意が形成されたことを確認する。
カウンセラーの問いかけ例:
- 「今日話し合った内容について、お互いに納得できていますか?」
- 「今後、困ったときにどのように対処するか決めておきましょうか?」