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目標の達成には8つの側面から適格に捉えた理論が絶大な効果あり

目次

無理なく理想的に達成するには、目標設定から達成まで8つの側面から具体的に細分化し適格に捉える必要がある。この単純明快な適格理論8フレーム・アウトカムが無意識、意識的能力を高め目標実現に導く。

「アウトカム」とは目標に対する具体的、かつ理想的な状態で実現するゴールのことを示します。具体的で理想的なアウトカムを実現するには目標の適格化理論を明確にする必要があります。

例えば、適格化理論を「ダイエットする30歳」にしてみます。ダイエットの努力をしているのに「体重が減らない」「結果が伴わない」などの場合は、ダイエットに対しての目標が漠然としていて的確な目標になっていないのだということです。要するに目標を実現させるにはコツがあるということになります。
考え方としては、自分がダイエットする場合、「ダイエットする30歳」がドラマ番組のテーマであり、テーマ曲も用意します。自分がドラマの主役となり、ダブル主演者や中心となる役者、脇役を携えて、最終的に6か月後に理想的なダイエットができて、周りから称賛される簡素化した台本を制作するということです。きっとドラマの台本より楽勝で制作に臨めるはずです。実際に朝ご飯、通勤、仕事中、ランチ、お付き合い、夕食、自宅や休日の過ごし方など、毎日がダイエットに対してあらすじ、ストーリー性を持っていますから、苦しくても良い事があってもテーマ曲が流れるとともに共感できて自分を画面で傍観しているようにダイエットに望めます。
このようにコツとなるアウトカムには多くの側面があり、各側面を明確にすることによって意欲も高まり途上での修正もたやすくなります。

8つの側面からの目標を適格化(8フレーム・アウトカム)

現在の位置や状態を明確にする
目標達成のために現在の状況を把握します。
目標達成において現在の位置や状態を正確に理解することは重要です。
自己評価や状況分析を通じて、現状の認識を明確にします。
1⃣ 目標・目的の肯定的表現
あなたのゴールは何ですか? あなたが欲しい結果は具体的に何ですか?
アウトカムを明確にする
どのような結果や成果を望んでいるのかを明確化し、目標の具体的な内容や方向性を定義する
否定的な表現「しない」「したくない」➡肯定的な表現方法「なる」「する」
・「太ったままでいたくない」➡「ダイエットする」・「人前で恥ずかしい思いをしたくない」➡「人前で堂々と表現する」
2⃣ 具体的な行動計画
ゴールが手に入ったらどのようにわかりますか? 成果が手に入ったらどのようにわかりますか?
目標の具体的な内容や方向性を定義する
目標達成に向けての可能性や手段を探求する
達成方法やアクションプランに関するアイデアや戦略を生成し、複数の選択肢を検討する。
具体的でかつ詳細である。に加え期限や時間の設定内容を組み込む
・「何から始めるか」「いつまでに」「どのように」など。例として、来月の1日から通勤の際に2駅分歩くことと、20時以降の飲食を禁止し、6か月後には5キロの減量をする。その他の詳細はこの通り…
3⃣ 自己の主体
ゴールはいつ、どこで、誰と創りますか? 成果はいつ、どこで、誰と作りますか?
あたかも実現しているように、五感を使って臨場感をもって体験していきます。既に実現しているとインストールする
・何が見えますか?・何が聞こえますか?・どんな感じますか?・体で感じるものはありますか?
主体を自己としてコントロールできるもの
「彼女から尊敬してもらいたい」のように主体を他者とせず、「身体を引き締めることで彼女から尊敬の眼差しを受ける」という主体を自己とする
4⃣ 達成の証拠
ゴールを手に入れたら、あなたの人間関係や周りの環境はどのように変化しますか?
それを手に入れるとどのような影響がありますか?
実現することは変化することですが、その過程においての影響を考える
目標達成のための進歩や成果を客観的に評価するための手段を明確化し、進捗の追跡や成果の可視化を行う
達成を明確にするため五感で証拠の確認をする設定
・何が見えますか?・何が聞こえますか?・どんな感じますか?・体で感じるものはありますか?
・視覚➡体重計で減量5キロを確認する・聴覚➡彼女から「素敵なボディになった」の言葉を聞く・体感覚➡サイズダウンの洋服を着こなしている自分を確認
8フレーム・アウトカム
5⃣ リソースの確認
ゴールの達成のために、あなたが既に持っているリソースは何ですか?
ゴールの達成のために、さらなる必要なリソースは何がありますか?
リソース(役に立つもの・既に持っているもの・人脈など)を明確にする・既に持っているもの・さらに必要なものが見つかれば見つかるほど自信につながる
目的達成のための資源・材料・知識・経験などリソースの利用
・以前に購入していたジョギングにも使用できる「サウナスーツ」の利用とダイエットに向けた「食事法の書籍」で知識を深める。学生時代は陸上部だった
6⃣ 周りへの悪影響の有無
現在、成果を手に入れるのを止めているものは何ですか?
達成が見えれば見えるほど止めているものが見えるので、それについて考えてみる
目標達成がもたらすポジティブな結果や効果を具体化し、それによって得られる価値やメリットを明確にする
目標の達成途上、または達成後に周りの悪影響の有無を確認・対策
・周りへの悪影響の大きいアウトカムは望ましくない。例として、ダイエットの場合:同僚から飲み会の誘いを断ることの影響➡対策:事前に同僚へダイエットの公言をすることで協力してもらう
7⃣ 目標・目的の脅かす制限の確認
ゴールを手に入れることは、あなたにとってどのような意味がありますか?
目標達成において予想される課題や障害を明確にし、それらに対処するための対策や解決策を検討する
アウトカムの先に得られるようなメタアウトカムを明確にする 本来の目標はアウトカムではなくてメタアウトカムなのではないか? アウトカムは通過点だったのかもしれない
アウトカムを妨げるような精神的、現実的な問題や適わぬような大きい目標設定などの制限の確認
・「ダイエットすることは会社から悪評価につながるのではないか」などの思い込みの排除や、一か月以内に5キロ減量作戦など目標の大きすぎるものから着実な小さい目標の積み重ねに切り替える
8⃣ アウトカム達成のメタアウトカムの意味確認
まず、何から始めますか? 具体的なプランは何ですか?
現在の状態からの最初の一歩にすることは? 大きな岩を動かそうとするとき、最初の動きが出たら動かしやすくなるように、最初に踏み出す一歩を明確にしていく
目標の達成によって得られる意味「達成感」「他者からの承認」などを確認する
・手に入れたアウトカム(メタアウトカム)の意味を明確にすると、アウトカムへの意欲が高まる
例として、ダイエットによって、彼女からの称賛と周りからの承認されたことの他にも健康を手に入れた

8フレームアウトカムの設定によって、「手に入れたい目標は何か」「何から始めるか」「どのような意味があるのか」「誰と、誰のためにも手に入れたい目標なのか」「今持っているリソースは何か」「周りへの悪い影響はないか」「目標を妨げる問題点はないか」「目標達成後の利益は何か」が明確になり、達成のためには何をするのかが目の前に提示されました。このアウトカムを明確に提示されたことによって、達成できる自信が生まれてきます。
「ダイエットする30歳」の視聴率も高くなりますように!です。

8フレーム・アウトカム:ケース2

8フレーム・アウトカムは、NLP(神経言語プログラミング)のアプローチの1つであり、目標達成に向けて具体的なステップを設定するための手法です。
次の項目は、目標を達成するために必要な要素を分類していますので、望ましいアウトカムを明確化することに役立ててください。

  • ここ (Here)
    • ここでは、目標達成のために現在の状況を把握します。目標達成において現在の位置や状態を正確に理解することは重要です。自己評価や状況分析を通じて、現状の認識を明確にします。
  • 望む (Want)
    • 望むフレームでは、具体的な目標や望ましいアウトカムを明確にします。どのような結果や成果を望んでいるのかを明確化し、目標の具体的な内容や方向性を定義します。
  • 状態 (State)
    • 状態フレームでは、目標達成時の理想的な状態や心理状態を描きます。目標達成後の自分自身や環境の状態を具体的にイメージすることで、モチベーションや方向性を高めることができます。
  • 結果 (Result)
    • 結果フレームでは、目標達成後の結果や影響を考えます。目標達成がもたらすポジティブな結果や効果を具体化し、それによって得られる価値やメリットを明確にします。
  • オプション (Options)
    • オプションフレームでは、目標達成に向けての可能性や手段を探求します。達成方法やアクションプランに関するアイデアや戦略を生成し、複数の選択肢を検討します。
  • 負担 (Obstacles)
    • 負担フレームでは、目標達成における障害や困難を認識します。目標達成において予想される課題や障害を明確にし、それらに対処するための対策や解決策を検討します。障害を克服するための戦略を立てることで、目標達成への道をスムーズに進めることができます。
  • リソース (Resources)
    • リソースフレームでは、目標達成に必要なリソースやサポートを特定します。自身や周囲に備わっているスキル、知識、経験、人的資源などを洗い出し、それらを活用して目標達成に向けたアクションを実行します。
  • エビデンス (Evidence)
    • エビデンスフレームでは、目標達成の進捗や成功を測るための基準や指標を設定します。目標達成のための進歩や成果を客観的に評価するための手段を明確化し、進捗の追跡や成果の可視化を行います。エビデンスは、目標達成のモチベーションや進行状況の可視化に役立ちます。

8フレーム・アウトカムは、目標達成に向けた全体像を明確化し、目標設定、プランニング、アクションの展開に役立つフレームワークです。各フレームにおいて具体的な要素やアウトカムを明確化することで、目標達成への道筋を整理し、効果的な行動を促進します。この手法は、個人の目標設定や計画立案、組織の目標管理などさまざまな領域で活用されています。

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