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アルコール依存症の寛解を目指す心理教育と治療、家族の関わり方

目次

アルコール依存症の要因・合併症は?また薬物療法と精神療法は通院治療か入院治療のどちらの選択をするのか?

アルコール依存症やアルコール使用障害は、アルコールの過剰な摂取によって引き起こされるため、予防や治療には適正な飲酒量の知識や、アルコールによる健康被害の予防についての啓発が重要です。また、アルコール依存症は進行性の病気であり、治療を受けずに放置すると症状が深刻化していきます。
アルコール依存症の進行中には身体の症状の他、睡眠障害が現れますので、改善するために禁酒や薬物療法、認知行動療法などが用いられ、良質な睡眠を促すために睡眠環境の整備や睡眠の習慣の改善が重要となります。
また、アルコール依存症者がアルコール使用を中断すると、離脱症状が現れる可能性があるために医療的なサポートや治療が必要となる場合があります。
このことからも、アルコール依存症の治療の総合的な判断は、アルコール依存症専門のクリニックや施設での通院、または入院治療、カウンセリングや行動療法、薬物療法を考えることが適切となります。治療は苦しく時間もかかりますが、専門的な治療を受けることで、アルコール依存症から回復、寛解を目指すことができます。

女性のアルコール依存症は進行が速い(架空事例)

幼少の頃には父親が酒浸りで、暴力事件も起こすくらいのアルコール依存症でした。私が中学に入学した頃には肝硬変で亡くなっています。
私は母を助けるためにも、高校卒業と同時に家から通勤可能な工場で働き始め、2年後には職場で知り合った男性と結婚しましたが、5年後には日常的なDVが継続されたことでうつ状態となっていました。幼い子供が2人いたために離婚はせずに対応してきましたが、毎日が精神的に苦しさに襲われ飲酒をすることで楽になることを覚え、飲酒が習慣となっていました。
その後、旦那に隠れて飲酒していることが知られてしまい、入院するまでのけがを負わされてしまいました。このことがきっかけで、周りからのアドバイスもあり離婚することにしました。
離婚後は実家に戻り、近くのスーパでパートをするようになりました。しかし、ぽっかりと心に穴が開いたように感じ、それに伴い自殺念慮などのうつ状態が強くなり、以前から習慣だった飲酒を再開させることになりました。
離婚の5年後には飲酒も深くなっていて、家事や養育もままならず母親の援助なしでは過ごせなくなっていました。睡眠障害や食欲不振、記憶力の低下の他に妄想や幻覚が見え始めていました。
母親が心配して一緒に精神科を受診した結果が、アルコール依存症と肝障害や膵炎なども発覚しました。

男性は女性よりもアルコール依存症になる可能性が高いとされています。これは、男性の方がアルコールの消費量が多く、また社会的な圧力や文化的な価値観の影響により、アルコールを大量に飲むことが許容されやすいことが関係していると考えられます。
ただし、女性のアルコール依存症も増加傾向にあり、20歳代のアルコール消費人口の男女の性差が縮まっています。また、女性はアルコールに対する代謝能力が男性よりも低く、同じ量のアルコールを飲んだ場合により強い影響を受けやすいとされていて、体重当たり同量飲酒しても、女性の肝障害が重症化しやすいともいわれています。このことからも男性に比べて女性の方が短期間でアルコール依存症に発展する傾向があります。「一般臨床医のためのアルコール依存対応マニュアル」によると、アルコール依存性の進行は男性の場合20年前後の月日を経て陥る場合が多いが、女性では平均6年、早い人では1年程度の短期間でアルコール依存症になってしまうとされています。

アルコール依存症の遺伝的要因

遺伝的な要因がアルコール依存症の発症に関与していることは、多くの研究で示されています。以下に、代表的な研究の結果をまとめます。

  • 遺伝的な要因はアルコール依存症の発症に50%以上関与しているとされています。(McGue, 1999)
  • 遺伝的な要因によるアルコール依存症のリスクは、男性と女性で異なります。男性は女性に比べて高い遺伝的リスクを持ちます。(Goldman et al., 2005)
  • アルコール依存症の発症に関与している遺伝子の特定には複数の試みがあり、ADH1B、ALDH2、GABRA2、OPRM1などの遺伝子が関与していることが報告されています。(Agrawal & Lynskey, 2008)
  • アルコール依存症は他の精神疾患とも強い関連があり、遺伝的な共通性があることが報告されています。(Kendler et al., 2011)

ただし、遺伝的要因だけがアルコール依存症の発症に関与するわけではなく、環境要因との相互作用も重要です。アルコール依存症の発症は、遺伝的要因と環境要因が複雑に絡み合った多因子疾患とされています。

アルコール乱用/依存との疾患の合併と自殺

アルコール乱用者または依存者はうつ病や不安症の合併が多くみられます。うつ病は、抑うつ気分をアルコールで自己治療的に使用しています。またアルコール乱用や依存により、家族や社会からの孤立や身体的な問題、アルコールによる脳への影響が考えられます。
不安症については、不安や緊張、不眠に対する自己治療からアルコール使用が始まることが多いと考えています。

併存疾患乱用者年間有病率依存症者年間有病率
うつ病11.3%27.9%
双極性障害0.3%1.9%
不安症29.1%36.9%
全般不安症1.4%11.6%
パニック症1.3%3.9%
PTSD5.6%7.7%
標準精神医学第8版
アルコール依存者の自殺生涯自殺率:7〜15%
うつ合併依存者の自殺行動女性に多く:25〜30%

家族や周囲のイネイブラーと共依存

家族は、アルコール依存症の人から振り回され暴力を受けながらも、要求通りに金銭やお酒を与えてしまいます。依存症の本人は気ままに飲みつづけ、家族はそれを支えていることになりますが、そのことを「イネイブラー」といいます。
また、イネイブラーの家族は飲酒しないように追い詰め支配しますが、依存症者は家族にすべての後始末をさせて支配させていきます。このように依存しあう家族や親子関係を「共依存」といいます。

  • イネイブラー
    アルコール依存症者の家族の人々がとる行動や態度のうち、飲酒行動を助長し、回復を遅らせるようなものを「イネイブラー(Enabler)」と呼びます。イネイブラーの行動や態度には、以下のようなものがあります。
    • 飲酒を見逃す、あるいはそれを許容する
    • 飲酒しなければならない理由を作り出す
    • 飲酒を手伝う(例えばアルコールを買いに行く、アルコールを注ぐ、口実を作る)
    • 家族が周囲の人々からのクレームなどから依存症者を守ろうとする
    • 問題行動や責任から目をそらし、その責任を他人に転嫁する
  • 共依存
    アルコール依存症の家族が陥りやすいのが、共依存(Codependency)です。共依存とは、依存症者のために生き、依存症者を支配しようとすることで、自分自身の幸せや自己実現を犠牲にしてしまう状態です。共依存の状態にある人々は、依存症者の問題を自分の問題として扱い、自己犠牲を強いる傾向があります。具体的には、以下のような行動や態度が見られます。
    • 行動や状態に過剰に反応し、依存症者をコントロールしようとする
    • 問題を解決するために、常に自分自身を犠牲にする
    • 自分の意見や気持ちを正直に伝えることができず、かわりに依存症者の要求に応える
    • 自分の感情を押し殺し、代わりに依存症者の感情を抱え込む
    • 罪悪感や恐怖心を持っていて警戒している

イネイブラーや共依存の治療には、家族療法やカウンセリング、サポートグループなどがあります。家族療法では、家族が自分の問題に取り組み、アルコール依存症者を支援するためのスキルを身につけることが目的です。カウンセリングでは、イネイブラーや共依存の原因や自己改善の方法についての指導を受けることができます。サポートグループには、イネイブラーや共依存者が集まり、問題を共有し、解決策を見つけるための場が提供されます。

心理教育/精神療法/集団治療

アルコール依存症患者に対する心理教育、精神療法、集団療法などの心理的アプローチは、薬物療法と併用して、長期的な治療成績の向上に役立ちます。

心理教育

心理教育は、アルコール依存症患者に対する最初のアプローチの一つであり、アルコール依存症について正確で具体的な情報を提供することによって、患者が自分自身や治療に関する理解を深めることを目的としています。具体的には、アルコールの作用、依存症の症状や原因、依存症の治療法などを患者に説明し、自己管理やストレス管理の方法などの生活スキルを教えることが含まれます。

精神療法

精神療法は、アルコール依存症の治療において、薬物療法と並び、効果的な治療方法として知られています。具体的な方法としては、以下のようなものがあります。

  • 認知行動療法(CBT)
    ルコール依存症の原因となる思考や行動を変えることを目的とした治療法で、自己管理やストレス管理、リスク回避などの方法を教えます。
    • アルコール依存症患者は、アルコールの使用に関する誤った信念を持っていることがあります。認知療法は、これらの誤った信念を改善し、アルコール依存症の回復を促すことを目的としています。具体的には、患者が自分自身の思考を認識し、自己否定的な信念を肯定的な信念に置き換えることを目的としています
  • 行動療法
    患者のモチベーションを高め、自発的に治療に取り組むことを促すための技法です。
    • アルコール依存症の治療には、行動療法が一般的に用いられます。この治療は、個人が適切な行動パターンを獲得し、アルコールの摂取を減らすことを目的としています。具体的には、アルコールを飲むことにつながる状況や感情、思考などを特定し、それらに代わる適切な行動を習得することで、アルコール依存症の回復を促すことを目的としています。
  • ファミリーセラピー
    家族が患者の治療に参加することで、患者の回復を促す治療法です。
  • 集団療法
    アルコール依存症患者に対する集団療法は、複数の患者が一緒に治療を受けることを目的としています。この治療は、患者同士がお互いにサポートし、アルコール依存症に対する共通の問題について話し合うことで、回復を促すことを目的としています。集団療法は、患者がアルコール依存症について開かれ、正直に話し合うことができる場を提供し、
    • 自助グループとして断酒会やアルコール患者匿名会(アルコホーリクス・アノニマス)AA、アラノン、アラノンACなどがあります。

薬物療法

アルコール依存症の離脱症状に対する薬物療法には、以下のようなものがあります。

  • ベンゾジアゼピン系薬剤
    アルコールの離脱症状を和らげるために、ベンゾジアゼピン系薬剤が処方されます。例えば、ダイアゼパム(Valium)やクロルジアゼポキシド(Librium)が使われます。これらの薬剤は、不安や緊張、振戦、発汗、けいれんなどの症状を緩和する効果があります。
  • 抗てんかん薬
    アルコール離脱症状に対しては、抗てんかん薬も効果的な場合があります。例えば、バルプロ酸(Depakote)やカルバマゼピン(Tegretol)が使用されます。
  • ベータブロッカー
    アルコール依存症の離脱症状のうち、高血圧や心拍数の上昇などの自律神経症状に対しては、ベータブロッカーが使用されることがあります。例えば、プロプラノロール(Inderal)が使用されます。
  • アンチヒスタミン薬
    アルコール依存症の離脱症状に対しては、アンチヒスタミン薬が使用されることがあります。例えば、クロルフェニラミン(Chlorpheniramine)が使用されます。

再飲酒を予防するためには、嫌酒薬と呼ばれる薬物療法があります。嫌酒薬は、アルコールを飲むと嘔吐や不快感などの反応が起こるようになるため、アルコールの欲求を減らさせ再飲酒を予防する効果があります。

代表的な嫌酒薬としては、次のようなものがあります。

  • ジスルフィラム/シアナミド
    日本における唯一の嫌酒薬でALDHの働きを阻害します。そのために非常に激しい不快感やショック状態のフラッシング反応を引き起こします。
  • ディスルフィラム
    アルコールを分解する酵素の働きを阻害し、アセトアルデヒドが蓄積することでアルコール摂取時に嘔吐、動悸、発汗、頭痛などの不快感を引き起こす薬物です。
  • アセトピペラジン
    アルコールを飲むと、嘔吐反射を引き起こす薬物です。
  • トピラマート
    アルコール依存症患者のアルコール使用を減らすために、抗てんかん薬としても使用される薬物で、アルコールの欲求を減らす効果があります。

通院と入院治療

アルコール依存症の治療には、通院治療と入院治療の2つの方法があります。
通院治療は外来で行う治療のことで、一般的には以下のような内容が含まれます。

  • 身体的離脱症状の管理
    薬物療法によって、離脱症状の軽減を図ります。
  • 心理教育とカウンセリング
    アルコール依存症の病態や治療法についての教育や、アルコール依存症の原因や関連する問題について話し合います。
  • 12ステッププログラム
    アルコホーリクス・アノニマス(AA)が提唱した、アルコール依存症の治療プログラムです。
  • サポートグループの紹介
    通院治療では、地域のアルコール依存症サポートグループの紹介が行われることがあります。
12ステッププログラム
  1. 無力さを認める:自分でアルコール依存症を治すことはできないことを認め、自己中心的な思考を改めることが必要であることを理解する。
  2. 高い力に託す:自分だけではなく、何かより大きなものに支えられて生きることが必要であることを認識する。
  3. 意志の強さを発揮する:自分で問題を解決しようとしてもうまくいかなかった過去を振り返り、意志の強さを持って自分自身を変えようとする決意をする。
  4. 自己分析をする:自分の過去や自分自身を客観的に見つめ、アルコール依存症の原因を探る。
  5. 自分の欠点を認める:自分自身の欠点を認め、それを乗り越えるために他人の助けを受け入れることが大切であることを理解する。
  6. 欠点を改める:自分自身の欠点を改め、それによって他人や社会に貢献することができることを理解する。
  7. 神様に自分を改めさせるように祈る:自分自身の欠点を改めるために、神様の力を借りることを理解する。
  8. 自分が間違ったと思う人に謝る:自分自身が間違っていた場合は、すみやかに謝罪することが大切であることを理解する。
  9. 直接的に謝罪できない場合は、代理人を通じて謝罪する:自分自身が直接的に謝罪できない場合は、代理人を通じて謝罪することが大切であることを理解する。
  10. 毎日自己点検を行い、過ちを認める:自分自身の行動や言動を毎日振り返り、自分自身の過ちを認めることが大切であることを理解する。
  11. 神様との交流を深める:神様との交流を深め、自分自身の心の変容をもたらす祈りと瞑想
  12. 得られたことを他のアルコール依存症者と共有し、彼らに伝えることで自分自身も成長する

これらのステップは、アルコール依存症者にとっての酒の問題を超え、より大きな問題である生きることの問題を取り扱うことを目的としています。また、他のアルコール依存症者との交流や支援を通じて、自分自身も成長していくことができます。12ステッププログラムは、アルコール依存症者にとって有効な治療法の一つとされています。

入院治療は、入院しての治療のことで、通院治療よりも重症のアルコール依存症患者に向けて実施されます。入院治療の内容は、以下のようなものがあります。

  • 身体的離脱症状の管理
    薬物療法によって、離脱症状の軽減を図ります。入院中は患者の健康状態を管理し必要に応じて対処します。
  • 心理療法とカウンセリング
    入院治療では、個別セラピーまたはグループセラピーが行われることがあります。また、アルコール依存症に関連する問題、例えばうつ病、不安障害、PTSDなどについても治療が行われます。
  • 運動や栄養療法
    入院中に健康的な食事と運動療法を行い、健康な体を維持します。
  • 退院支援
    退院後もアルコール依存症のリスクを低くするための、サポートグループの紹介やアフターケアの計画を立てることがあります。
入院治療

入院治療では、離脱症状の管理や身体的合併症の治療、心理的支援、社会復帰支援などが行われます。医師や看護師、心理士、社会福祉士などの専門職がチームを組んで治療にあたります。
入院期間は患者の状態や治療方針によって異なりますが、数週間から数ヶ月程度が一般的です。治療期間中はアルコールや薬物の使用が禁止され、患者は治療に集中するための環境が整えられます。
通院治療と入院治療のどちらが適切かは、患者の状態や治療方針によって異なります。重症のアルコール依存症の場合や身体的合併症がある場合には、入院治療が必要となります。一方、軽度のアルコール依存症や早期の段階で治療を受ける場合には、通院治療で十分なことが多くなります。

飲酒のコントロール障害

飲酒のコントロール障害は、アルコールの消費が個人の意図や計画に反して制御できなくなる状態を指します。アルコール依存症とは異なり、飲酒のコントロール障害は一般的に飲み過ぎる傾向があるものの、アルコールを常用する必要がなく、生活に深刻な問題を引き起こすレベルに達していないとされます。
飲酒のコントロール障害を持つ人は、アルコール消費量を計画的に減らすことが困難で、飲み過ぎの後に後悔や罪悪感を感じ、飲酒をやめようとしても失敗します。
飲酒のコントロール障害の治療には、認知行動療法やモチベーション強化療法などの心理療法が有効であることが示されています。また、特定の薬物療法も、飲酒のコントロール障害を治療するために使用されることがあります。ただし、治療のアプローチは、個人の症状や状況に基づいて個別に設計する必要があります。

寛解や再発のデータ

アルコール依存症の治療後の寛解や再発に関するデータは、多数の研究によって報告されています。以下に、代表的な研究をいくつか紹介します。

治療後の寛解率

治療を受けたアルコール依存症患者の中には寛解する人もいます。
例えば、アメリカの国立アルコール乱用・アルコール中毒研究所(NIAAA)が実施した研究によると、アルコール依存症の患者がアルコール依存症の治療を受けた場合、治療後の1年間において約30%が完全に寛解し、別の30%が部分的に寛解することができたと報告されています。

再発率

治療後でもアルコール依存症の再発が起こることもあります。
米国の研究によると、アルコール依存症の治療を受けた患者のうち、半数以上が治療終了後1年以内に再発しています。また、再発した患者の多くは、再びアルコール依存症の治療を必要とする状態になっています。

アルコール依存症の治療法による違い

アルコール依存症の治療法には、薬物療法、心理療法、行動療法、12ステッププログラムなどがあります。
これらの治療法の有効性については、多数の研究が報告されています。例えば、薬物療法を受けた患者は、プラセボを受けた患者よりも寛解率が高いことが報告されています。また、心理療法や12ステッププログラムなどを受けた患者は、治療終了後の再発率が低いことが報告されています。

厚労省/成人の飲酒実態と関連問題の予防について
標準精神医学第8版:尾崎紀夫・三村將・水野雅文・村井俊哉/医学書院(2021年版)
精神疾患の診療ガイドライン(アルコール関連障害)
MSDマニュアル プロフェッショナル版(アルコール関連障害)
米国国立精神衛生研究所(NIMH)(アルコール使用障害)
アルコール依存症治療の手引き(日本アルコール関連問題学会)
日本アルコール・薬物医療機構. アルコール依存症診療ガイドライン2015.
福島県健康安全研究センター. アルコール依存症診療ガイドライン2021.
医薬品医療機器総合機構(PMDA)「アルコール依存症に対する薬物療法に関する包括的指針」(2018年改訂版)
日本アルコール関連問題学会「アルコール依存症に対する薬物療法の手引き」(2015年版)


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3860487/
https://www.niaaa.nih.gov/alcohol-health/overview-alcohol-consumption/alcohol-use-disorders/treatment-alcohol-use-disorders
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4553654/
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